IBL西田辰巳氏によるクリニック-1-
【西田辰巳氏によるクリニックレポート-1-】
「世界基準へ」
日本バスケットボール協会、JBL、bjリーグ、大学、高校、中学生以下の育成年代、そして各地域
のクラブチーム。それらの代表である日本代表の監督・選手・スタッフ。それぞれのフィールド
でバスケットボールを愛する人々が奮闘しているものの、躍進目覚ましいサッカーなどと比べる
となかなか国際舞台で優れた結果の出せない日本のバスケットボール界。
そんな日本のバスケットを取り巻く環境に一石を投じるべく、10年前に単身渡米。英語も話せな
い、人脈もない、状態から、NIPPON TORNADOESの海外独立リーグへの参戦、そしてIBL
(International basketball league)のオーナーに就任した西田辰巳によるクリニックが埼玉
県ふじみ野市、川口市で開催されました。
西田辰巳氏は、弊社UPSETも業務提携させて頂いておりますJBA(japan basketball academy)
国際広報部も担当されています。
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IBLのTatsumi Nishidaです。
この秋、人生初の試み「講演・クリニック行脚」を行いました。
そしてその第一弾は「関西・四国ラウンド」です。
私は2003年から、お金もない、人脈もない、英語も出来ないところから日本のバスケット界を世界
基準にしたいという思いから、「目指せ世界基準 Make a Dream ! Get a Dream !」をテーマにた
だひたすら上を目指してきました。
私自身JBLを出たわけでもナショナルチームを経験したわけではありません。
周りからは「お前がNBA~?無理無理」て言われそうですが、日本のバスケット界の誰かが「NBAな
んかに負けるか!」て挑戦してくれた過去があったり、医学的に「日本人がNBA選手は無理だね」と
いう文献があったわけではありませんでした。
ただそれぞれの経験だけで、「無理」と思われてただけでした。
だから挑戦を始めました。
答え探しの旅です。
しかしそれは、単にNBAやNCAAを学ぶのではなく、日本人がNBAに入る為には何が必要なのかを探す
旅です。
日本人の可能性を求める旅です。
そして今年、その旅に一つの区切りがつきました。
日本人がNBA選手に成れない理由が分かりました。
それとアメリカのバスケット界も進化し続けてることも知りました。
だからそれを聞きたい方々に伝えたくて行脚しました。
International Basketball League(アメリカのプロリーグ)を通して
Nippon Tornadoes(世界を目指すチーム活動/4年)を通して
Coach Tornadoes(世界を目指すコーチ研修会/6年)を通して
Tornadoes Jr.(世界を目指すジュニア育成/3年)を通して
見てきた、感じてきた日本とアメリカの違い、そして日本が世界を目指すためにはどうしたらいい
のかを分かり易く説明させてもらったり、クリニックを通して体感してもらいました。
そこに参加いただいた指導者、選手の皆さんは輝いてました、凄く輝いてました。
だから改めて日本人の可能性を確信しました。
(西田辰巳氏によるクリニックへの意気込み)
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以降、数回に分けて西田辰巳氏による関東地区でのクリニックの様子をお伝えしていきます。