3/12(火) shooter’sで勉強会を開催しました
【3/12(火) shooter'sでの勉強会 開催報告】
3月12日(火)に台東区上野にあるsports bar 「shooter's」にて
西田辰巳氏によるバスケットボール勉強会/講演会を開催しました。
関東地区では昨年11月からの開催しており、今回のテーマも「目指せ
世界基準」をベースとし、
・コート上で求められるスキル
・育成環境の違い
・国際舞台の中での日本バスケット
・既存の枠組みを生かしつつ、次世代の為によりより
環境を構築する為には何が必要か?
について、西田氏が10年間の海外挑戦で学んだ事の提案、参加者からの
質問、問題提起、課題の共有について、当初の予定を超え、終電ギリギリ
まで意見交換が交わさ、賑やかな空間が続きます。
今回、栗橋北彩高校や埼玉県越谷市でのクリニックにも参加し、二回目
以降の参加者も非常に多くいらっしゃっいました。オンコートでのスキル
について西田氏がフォーカスしている事の解説だけではなく、「なぜ、
このようなスキルが必要だと思ったか」という部分にまで掘り下げての
説明や提案など、通常よりも一段階、深い部分についての説明もありまし
た。
なぜ?という問い掛けには、指導理念の根幹が「バスケットボールを
通じた人間形成にある」という事に由来します。
人間が生きていく中で必要な衣食住。バスケットボールは、そのどれにも
属さない。だが、この世に生誕し、120年以上の歴史を持っている。社会に
おける必要性や存在意義は何か?
それは、コミュニケーション能力やリーダーシップを育むためである。
それが西田氏の考えの根幹です。
それをバスケットボールに置き換えて考える。
目の前に困難な状況が拡がっている時、誰かを頼りに状況を打開する
のではなく、自分で打開すべき時には打開していく力が必要。それには失敗
というリスクが伴うが、それを含めて、自分の責任で前に出ていく事が
必要。ならば、道を切り開くと同時に、行為に対する責任も学べるような、
そういうスキルを子供たちに伝えて行きたい。
上記はほんの一例です。
この他にも、育成年代を取り巻く環境や、今後、IBLや、同リーグに参戦
しているNIPPON TORNADOESが日本国内に創出しようとする環境作りに
ついてもビジョンや事業構想についての説明が、「なぜ、そういう環境が
必要か?」「なぜ、そういう考えを持つように至ったのか?」という理由の
説明と共に行われました。
(IBLが創出しようとしている育成環境の新しい選択肢について詳細は下記参照
http://dream7-japan.com/blog/2013/03/post-23.html)
今回の勉強会を契機とし、それぞれの立場でバスケットボールに携わる方々が、
新しい知識は勿論ですが、新しい疑問や、これまでの視点では存在しなかった
テーマが誕生したのであれば幸いです。
また、今回の勉強会の開催にあたり、会場となったshooter'sのオーナー
様、店長の澤さん(関東実業団でもバスケットをやられている現役の
バスケットマンです)、段取りなどの多くの部分で、子供から大人まで
世界を見据えて、高いレベルでバスケットボールを学べるクラブチームを
目指すRE☆SET代表の鈴木様にご協力頂きました。ありがとうございました。
問い合わせ先
株式会社UPSET 片岡秀一
kataoka@upset-emg.com