Beauty Ball(沖縄県島尻郡久米島)-制作チーム事例より-
【Beauty Ball(沖縄県島尻郡久米島)】
弊社でウェア制作をして頂いているチームの中から、印象的な活動
をされているチームの紹介です。
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Beauty Ball (沖縄県島尻郡久米島)
※弊社にて制作。フルオーダー昇華リバーシブル
沖縄本島から西に80kmほどの距離に位置し、沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島に次いで5
番目に大きな久米島内の社会人バスケットボールチーム。同島は、東北楽天ゴールデンイーグ
ルスが春季キャンプを開催する事などでも広く知られている。
Beauty ballは、久米島出身、島在住の公務員、会社員、自営業などで働く仲間を中心に2012年
に発足したチームである。沖縄本島で働く選手も里帰りを兼ねて大会に参加するなど、バラエティ
ーに富んだ選手構成が特徴。
▼「球美の島」からBeaty Ballへ
チーム名の由来は、「球美の島(くみのしま)」と呼ばれていた久米島の名前に由来する。
活動方針は、チームメンバー全員の試合出場、メンバー全員がバスケットボールの醍醐味である
ゴールをすることを最大の目標とし、社会人のスポーツとして「本気の遊び」として、練習に励んで
いる事と同時に、久米島全体のバスケットボール文化、スポーツ文化と融合して多角的な関わり
でスポーツを楽しんでいる。
久米島では、沖縄本島から離れた地理的な条件により、中学生、高校生チームなどが対外試合
を行う機会も限られる。その為、社会人チームが積極的に高校生の対戦相手となって若い選手
の育成に関与している。久米島島男女総合選手権(これまで50回近く開催)では、中学生、高校
生、社会人チームが入り混じったトーナメントが開催されている(社会人チームはシード校で、下
位回戦では学生同士の試合が組まれている)
▼歴史ある職域トーナメント
また、職域トーナメントという名前で、同島で勤務する職場対抗のバスケットボール大会も実施さ
れている。中学の教員、高校教員チーム、消防員チーム、JAチーム、病院勤務チームなどがバ
スケットボールを通じた交流をしており、Beauty Ballの選手もそれぞれの事業チームで参戦。バ
スケットボールを通じた非常に奥深い世界が拡がっている。
Beauty ballの代表である東江さん自身、職域トーナメントバスケットボール大会には過去2回出
場。経験者も、未経験者もバスケットボールでの対戦を通じて汗を流す。職場内、各事業所同士
のコミュニケーション、相互理解に繋がっているという。また、別時期にはバレーボール、バトミン
トンの職域大会も開催されており、スポーツが身近に存在しているのも特徴である。
▼沖縄本島とのバスケットボールでの繋がり
沖縄本島から80km離れた場所に位置する久米島であるが、バスケットを通じた本島との交流
には様々な機会が存在する。県民体育大会の地区予選に、久米島選抜選手は出場をし、沖縄
県青年大会でも、選抜された選手が沖縄本島へ向かう。
Beauty ballとしては沖縄本島で開催される一般クラブ選手権大会には登録、出場はしていない
ものの、上記大会を含め、メンバーの中には沖縄本島でのバスケット大会の経験者も多く、沖縄
本島に仲間も多い。
そのように、豊かなスポーツ文化が拡がる久米島の中にあって、Beauty Ballは、現在、久米島男
女総合選手権の準優勝チームである。同大会での優勝を目指して練習に励んでいる。
「Beauty Ballでは。社会人になってから始めるメンバーもいて、経験者がカバーをして初心者でも
緊張感をもちながらも楽しくプレイできる環境作りをしています。現在では島の大会ではあります
が、優勝まであと一歩と、日々の練習の成果もあり準優勝を飾るとこまでできています。BEAUT
YBALLのチームを観て、バスケットを観たい、してみたい、始めてみたい、そしてバスケットを好き
になってもらえたら嬉しいです。」
久米島では、ミニバスの世代をはじめ、沖縄本島のチームを招いての交流試合も多い。観光地と
しても有名な土地柄を活用し、バスケットボールの競技振興に取り組んでおり、Beauty Ballとして
も久米島に訪れる人を歓迎している。
「久米島はバスケットのみならず色々なスポーツ大会を実施します。たくさんの人が楽しみ、活躍
できる場所があり、また観光地としても有名です。様々なイベントにも気軽に参加することができる
素晴らしい島です。たくさんの人に久米島を知ってもらい、久米島にお越しの際には素晴らしい時
間を満喫してもらいたいです。」