UNITE-1 season3 最終結果 1DAYチームの苦悩と躍進

【UNITE-1 第3回目のシーズン終了】
 
沖縄県で開催中のUNITEリーグについて、最上位リーグであるUNITE-1の3回目のシーズン
が終了。第1回大会から参加をしているShaken and Bakeが嬉しい初戴冠となった。
 
UNITE-1 Season3最終結果
 
優勝:Shake and Bake
準優勝1DAY
3位:Okinawa Knights/ Rebels
5位:ELITE
6位:True Baller
 
 
Season3 Champion
 
Shake and Bake
 
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<UNITE supported by UPSET  TOPICS>
 
 
1DAY 苦悩と躍進
 
 
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3回目の参戦にして、大躍進の準優勝となった1DAY。UNITEの運営事務局である1DAY
リーグによって選出されたチームである。
 
沖縄県の社会人クラブバスケットボールで活躍している選手を中心に、未知の世界への好
奇心、新しい取り組みへの挑戦心、スポーツマンシップに溢れる選手を選出して結成され
ている。日本人と米国出身選手がバスケットボールを通じて交流や親睦を深めることと同
時に、TEAM 1DAYが米軍チームを攻略し、勝利するまでのプロセスも、UNITEの目指す
物語の一つである。
 
season1の参加選手であり、中心選手であった小渡将貴選手は、TKbj埼玉ブロンコスと選
手契約を締結し、さらなる高みを目指して挑戦中である。初の試みを進める中で、チームが
かみ合わない時期や、結果の出ない時期、チームの存在意義についても深く頭を悩ませる時
期もあったのも事実である。
 
だが、第1回リーグから参戦しているブランドン選手を中心に奮闘。第3回大会では見事に準
優勝という戦績を残した。
 
 
「第2回大会までは、小渡(現 埼玉ブロンコス)選手を中心に、上手い選手を中心にチーム
を結成しました。皆、大会の理念や趣旨を理解して素晴らしいプレーを見せてくれましたが、
仕事の都合、所属チームの都合などもあり、UNITEの取り組みにエネルギーを注ぎきれない部
分もあったと思う。
 
第3回目以降、少人数でも良いので、UNITEに対して熱意を持ってくれ、優先的に参加して下さ
る選手を中心にチームを選出。最初は、特に主将などを設けていたわけではないのですが、第1回
大会から参加しているブランドン選手が自然とリーダーシップを発揮してくれました。初戦から、
日まで、必ず時間通りに会場に現れる。UNITEリーグの試合を大切にしている事を行動で示して
くれる。試合中のプレーでの説得力は、言わずもがな。
 
彼を中心に、とても良好なチームバランスが構築でき、準優勝という結果を残すことが出来ました。
選手一人一人が楽しむ姿、悔しがる姿、成長していく姿。大会主催者、チームのオーガナイザーとし
ても強く感じれたチームになってくれました」
 
と、代表の大城氏も手ごたえを口にする。
 
 
 
リーダーとして牽引するブランドン選手
 
 
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今回、チームの中心人物であるブランドン選手(Bullets所属)にお話を伺う。様々な環境
の中、米軍基地チームに挑み続ける中心選手の考えに迫った。
 
 
–1DAYとしてUNITEリーグへ参戦する事になった経緯について
 
クラブチームの大会で知り合いだった小渡(2015-16よりTKbjリーグ埼玉ブロンコスと選手契約)選
手にUNITEリーグの事や、チーム1DAYで参戦する構想を聞き、一緒に戦おうと声を掛けてくれたのが
最初のきっかけです。米軍基地内の外国人チームと定期的に試合をする中で腕試しもしたかったです
し、技術向上の為にも事は非常に良い経験になると思い参戦を決めました。
 
 
UNITE-1のseason1では、負け越してしまう試合が続きましたが、どのようにチーム内で修正をされま
したか?
 
 
リーグの序盤は、慣れない事が多く、とても戸惑いました。中でも、外国人チームのリバウンド、ボール
への執着心の強さは他では体感できないレベルであり、とても勉強になりました。
 
基地の中で試合をするという事もあり、入場申請の関係で試合開始直前に体育館に到着する事などもあり
ましたが、上手く対応していく工夫も学びました。
 
 
-―その後も、そう簡単には勝利を掴めないものの、競った試合を展開するケースが増えました。この時
期、1DAYチームとしては、どのような姿勢で試合に挑み、徐々に手応えを得てきましたか?
 
 
大差で負けてしまっていた時期も、負け惜しみではなく、日本人選手の力を発揮できれば何とかなる相手
だという事は感じていました。ですが、オフェンスリバウンドを相手に取られ続けたり、ルーズボールの
執着心、フィジカルコンタクトの強さで圧倒されてしまうケースが多く、それが得点差に繋がっていまし
た。
 
勝利を掴む事を目標として逆算する中で、まずは、フィジカルコンタクトで負けないという強い気持ちで
合に挑むようになりました。同時に、どうしてもルーズになりがちなディフェンスリバウンドでのボック
アウトの徹底や、リバウンドに関わる人数を増やす事でリバウンド奪取率を高めることに成功しました。
 
同時に、強みと弱みを冷静に分析し、見極める事の大切さも学んでいます。具体的には、リバウンドポジ
ションが悪く相手にオフェンスリバウンドを取られた場合、そこで不用意なファールをしてバスケットカ
ウントを与えない事。リング下でオフェンスリバウンドを取られた時点で、次の攻撃でのブレイクへと頭
を切り替え、素早く攻撃へ転じる事で得点を重ねるシーンも増えてきました。
 
 
 
–UNITE-1のみだったリーグも、階層的なリーグに分かれ、現在ではU-2,U-3と多くの方が関わるリーグ
になりました。1DAYチームの活躍に注目する人も少なからず出てきたのではと思いますが、1DAYチーム
で成し遂げたい目標について
 
 
いつでも目標は優勝です!
負けるのが嫌いなので、どんな相手だろうと一点でも多く取り勝利したいです!
 
 
-―UNITEリーグへ出場する為のチームである1DAY。そうであるがゆえに、チームとして集まっての練習が
しにくい性質があります。バスケ観やスタイルの違いもあるなかで、どのように勝利を目指されていますか?
 
 
言い訳はしたくないので、あくまでも勝った相手が強い!
その勝利する側にいたいです!
上を目指すのに言い訳は自分の中で必要ないと思ってます!
 
リーグ代表であり、チームの代表でもある大城氏からは、「必ず時間を守ってくれる」とも
評価されていました。UNITEリーグ立ち上げ当初は、リーグとしても、どのように進んでいくか手探り
があったと思います。そんな中でも、ルーズにならず、規律を持ってチームに能動的に関わってきた
モチベーションについて
 
特別な理由?などは特にないですが、バスケが好きだからだと思います。時間を守りプレーをするのは
人として当たり前なことだと思うので、自然に声かけしてました!
リーダー的な形になった時は、みんなをまとめ勝利に貪欲になる姿勢をチームに見せる事で、チームが
ついてきてくれました。それが結果として出てくれたのかもしれません。バスケが好きな仲間と戦える
のが楽しいから、常に参加してました!これからも頑張りたいと思います!!
 
(interview 2015.10.9)
 
 
 
1DAY参戦メンバーリスト
 
 
・season1~season2
 
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金城徹 (ワンハート整骨院)
嘉陽宗平(豊見城スポーツ)
宮國拓磨/名桜大学)
比嘉 心(ハイライフ)
ブランドン(ブレッツ)
小渡 将貴(ハイライフ)
下地 昭久(ハイライフ)
清治 歩(ハイライフ)
 
 
・season3
 
 
 
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比嘉 心(ハイライフ)
ブランドン(ブレッツ)
神里 こうた  (REAL FAT)
花城 大輔   (一興業)
下地恵介   (東海大学卒)
松川 幸介  (糸満高校卒)
友利大地  (ハイライフ)
 
 

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