ふじみ野ふぁいぶるクラブ 池田麻美さんによるクリニック
【WJBLトヨタ自動車でプレーされていた池田麻美さんのクリニックレポート】
12/5(土)、埼玉県ふじみ野市にて、バスケットボールを種目モデルとしている
総合型地域スポーツクラブ事業「ふじみ野ふぁいぶるクラブ」にて、同クラブ内の
女子ミニバスクラブに参加する選手を対象としたクリニックを開催しました。
埼玉県出身であり、昨年までトップリーグでご活躍をされていた選手という
事もあり、参加した選手は、いつも以上に目を輝かせ、池田さんのクリニックに
意欲的に取り組まれてようです。
普段、ふじみ野ふぁいぶるクラブでは、「バスケットボールの家庭教師」として
活動されている株式会社ERUTLUCより講師を派遣しており、質が高く、専門性の
高い講師による、バスケットボール未経験者・ビギナーへのバスケ教室や
より本格的に競技に取り組みたい人向けのプログラムを企画運営しており、
地域の中でのバスケ環境の構築にご尽力されています。
今回、「よりよい環境・機会を子供たちに提供する」という部分で、双方の理念が
合致し、いつものサイクルとは異なる、元トップ選手による催しとして、
池田さんのクリニックを実施しました。
日程や、その他の部分を調整の上とはなりますが、引き続き、弊社では、池田
麻美さんのクリニックの中継窓口として、お問い合わせを頂いた地域とのマッチング
を継続していきます。是非、お気軽にお問合せ下さい!
ふじみ野ふぁいぶるクラブとは・・・
そもそも、今回、クリニックを実施された「ふじみ野ふぁいぶるクラブ」とは、
どのような考えで運営されている地域総合型クラブなのか。
埼玉県の西南部(川越市より南、より池袋寄り)に位置するふじみ野市は人口約11万
人の中核都市。駅前には新興住宅地の建設が続き、都内へと通勤・通学する人が
多いベッドタウンとして発展しています。
ふじみ野市(旧上福岡市)の高校を卒業し、大学在学中から社会人クラブチームを
運営していた篠島さんが、市バスケットボール協会や市体育協会の運営ボランティア
をしていたことがきっかけで、地域スポーツ(特にバスケットボール)環境の
様々な課題をなんとか改善できないかと、新たな地域スポー ツ環境づくりへ向けて
着手されスタートした取り組みです。
バスケットボール以外の競技環境も整えるうち、文部科学省委託事業にも認定され
その後「総合型地域スポーツクラブ」として運営をされています。埼玉ブロンコス
とも連携し、「埼玉ブロンコスフレンドシップゲームinふじみ野」というイベント
を通じて、地域の子ども達の場づくりや、プロモーション協力を行っています。
2014年度より、埼玉県クラブ連盟に所属する女子トップチームも立ち上げ、同連盟
の大会に参戦するなどして活動しています。
現在は、関東実業団や、さらに上位リーグを目指しての有望な選手を獲得するとい
うよりは、同クラブ内の協力コーチや、育った選手がクラブ内で学んだ技能を発揮
する場として捉えて活動をスタートさせましたが、今後多くのクラブの模範となり、
異なる世代と有機的な関係を構築しながら、トップチームの選手も仕事の傍らに十
分な環境でバスケットボールを探究し、さらに楽しめるような、地域の社会人女子
バスケットボールの中核ともなるようなチーム作りを目指されています。
サッカーでは、総合型地域スポーツクラブによって運営されたユースチームや、
社会人チー ムがあり、選手にとっては非常に多くの選択肢があります。
バスケットボールを事業の中核に据えたクラブは少ないですが、ふじみ野ふぁいぶる
クラブは、その先駆けとして、一つ一つ、環境作りに励まれています。
各地域で、多くの方がバスケットボールの普及に取り組まれていると思いますが、
是非、ふじみ野ふぁいぶるクラブ様の活動にご注目下さい!