東京サンレーヴス 栗原祐太選手
【bjリーグ選手紹介 東京サンレーヴス 栗原祐太選手】
弊社サプライヤーチームに所属する選手のご紹介です。
栗原祐太選手
©Tokyo Cinq Rêves/bj-league
東京サンレーヴスで副キャプテンとして活躍する栗原祐太選手。学生時代、国内では
目立ったキャリアを残すことが出来ず、自らを「一般人」と称する。
早稲田大学を卒業後、単身渡米して米国独立リーグを渡り歩いて活躍。NBAの下部組織
であるNBDLのプレキャンプやチームのトライアウトキャンプ(アイダホ・スタンピード他)
に参加、それ以外にも広く名前が知られたRODNEYPARK streetball tournamentや南米ペ
ルーのリーグと契約をしプロバスケットボール選手として活躍するなど、プレイグラウンド
を問わず豊富な海外経験を持つ。
※idaho stampede
http://www.nba.com/dleague/idaho/stampede_splash_nov30_2013_11_25.html
帰国後は高松ファイブアローズに加入、2シーズン目は主将も務め、昨年から故郷である東京
サンレーヴスに移籍。副キャプテンとしてチームを牽引するとともに、試合ではセカンドガード
として平均出場時間12分、2得点(※1/29日現在)またボールマンへの激しいディフェンスなど
堅実なプレイを見せている。
自身のブログでは母子家庭の選手向けにオリジナルブランドのバスパンをプレゼントするなどの
企画も実施。また、「栗ニック」と称して定期的にバスケットボールクリニックも東京都三鷹市
で開催。基礎編と発展編とでレベルを分け、幅広く競技の普及に一役を担っている。
米国の独立リーグ時代には、最下位で0勝だったチームが後半踏ん張って優勝。栗原選手自身も
リーグ後半戦から徐々にプレイタイムを掴み、終盤はスタートにも選出。そして、チームも優勝
に導いた経験を持つ。
下剋上を掲げ、まずはプレイオフ出場を目指す東京サンレーヴスでのリーグ中盤戦以降の活躍を
期待したい選手の一人です!
今シーズンの目標について
©Tokyo Cinq Rêves/bj-league
◇新規で発足をした昨シーズンからチームに加入され、東京での二年目のシーズン。今期のbjリーグの
戦績での目標、個人の目標。チームの中での「役割」について教えて下さい。
プレーオフに進出すること。
プレーオフに出れば何が起きるかわからないと思うので、優勝も狙える。個人的には3pointのランキ
ングの上位に入る。
役割は選手間のコミュニケーションをうまくとれるようにはいっていきたい。嫌われてもいいので、
しっかり締めるとこは締めたりもしたいと思っています。
◇また、そのような目標を設定した理由について。
やるからには勝ちたいからです
◇これまで、国内外のチームで転戦する中で、勝てるチームに必要な要素は何であると考えてい
らっしゃりますか?
チーム間のコミュニケーションが大切だと思っています。
そして役割、決まり事などをしっかり理解し実行すること。
◇また、その中で、現段階で東京サンレーヴスにある勝てるチームの要素。さらには、現状は足
りないと考えており、栗原さん自身が注入しようとしている文化/スタンダードはありますでしょうか?
若い選手も多いし、全員がやってやろうという気持ちを感じる。もっとチームのみんながチームの
ルールなどを徹底していかなくてはいけないと思う。
自分としてはみんなのやりやすい形を、強みをルールにできるように積極的に聞いたり、話したり
したいと思う。
◇以前、別の報道機関の特集でジョン・ストックトンに憧れ
た、という記事を拝見しました。NBAというと身体能力に優れる選手が数多くいる事も特徴です
が、ジョン・ストックトンのようなスキルと判断力に優れる選手に憧れを抱いた理由について。
自分も周りの選手に比べたら身体能力が劣っているので、彼
をみたときに勇気をもらえた。また、最近ではスティフェン・カ
リー※1に注目しています。
※1スティフェン・カリー選手
NBA ゴールデンステイトウォーリアーズ所属。昨季、レイ・ア
レンが持っていたNBAのシーズン3P成功数のNBA記録を更新。クイックモーションから放たれる
シュートが特徴でチームを2006年以来のプレイオフへも導いた。
http://tunadrama.com/blog/stephen-curry-sets-new-nba-record/
海外バスケットへの挑戦について
◇海外挑戦の最初のきっかけは?
マイナーリーグのホームページから調べました。
◇ USBL、EBA、NBADLのプレキャンプ、南米のリーグ、、、と海外のバスケットと共に過ごされ
ました。日本のバスケットが世界レベルを目指していく中で、一番の違い、または、改善していか
なければならない部分として、栗原さんの考えでは何がありますか?
外国人に対する慣れと自信。後はディフェンスだと思います。チェンジングをしたり、特殊な
ディフェンスを考えても面白いと思う。海外でやっても日本人独特のスピードだったりディフェン
スは映えると思います。
プロバスケットボールチームの存在意義について
©Tokyo Cinq Rêves/bj-league
◇栗原選手自身の哲学で、プロスポーツチームはかくあるべし、という信念や理念があれば教えて下さい。
子供達、地域の人たちのチカラになったり憧れでありたい。
◇また、そのような考えを抱くようになった理由や経験について。
スポーツやバスケのチカラで人を元気にできたらうれしいから。
◇アメリカの独立リーグの中で、特にホームタウンの地域で愛されていたり、集客力が凄かったりするチーム
の特徴はありますでしょうか
自分がいたときは観客はチームによりかなり違うが海外からのスカウトが必ずきていました。マイナーリーグ
では特に地域に愛されたりなどのことは感じたことはありません。
◇南米ペルーの、バスケットボールリーグのペルー国内での知名度や人気については?
人気も知名度もないです。ただ歴史的にスペインからの移民も多いのでデカくてゴツイ選手が多いです。
・バスケットを取り巻く環境について
◇アメリカでは、少年少女のバスケットの育成環境に触れる機会もあったのではと推察します。栗原さんの見
てきたアメリカの指導で、印象的な事や発見はありましたでしょうか?
まず楽しませる、そのスポーツを好きになってもらうことを考えていることが伝わりました。
◇以前、別媒体での掲載記事の中で、将来的に挑戦してみたいリーグとしてスペイン、イタリアのリーグの名前
が出ていました。スペインリーグACBは欧州でも超強豪ですが、ドイツのリーグBEKOなどではなく、イタリア
リーグに強い興味を持っていた理由について。
周りにいた選手達の目指す場所が自分の目指したい場所になっていました。NYにいたときの夏のストリートの大
会に一緒にでていたチームメイトがスペインのバルサや二部リーグでプレイしていたスペイン人で話を聞いて憧
れを持ちました。
◇また、欧州のリーグで実現したいと思っていた事は何ですか?
自分が切り開けば様々な日本人が海外のバスケで稼ぎ、生活し、学び日本のバスケもよくなるし、バスケで稼げ
ることをみせたかったです。
・・・・・・・・・
現在、東京サンレーヴスは12月8日から2月1日までの魔の10連敗から立て直し、オールスター後は3勝3敗と5分の
ペースでリーグ戦を戦っています。
今週末はアウェイで昨季王者の横浜、そして青梅市開催のホームゲームでは西地区4位の滋賀と対戦。その後も、岩
手・新潟の上位チームとの対戦が続きます。チームを支える栗原選手のご活躍に、是非、ご注目下さい!
<参考 栗原選手が所属したリーグやチームなど>
Eastern Basketball Alliance
http://www.easternbasketballalliance.com/
トライアウトの情報や日時についても記載がある。
philadelphia power
http://www.usbl.com/
DELAWARE STARS
http://basketball.usbasket.com/team/Delaware_Stars/10530
NEW JERSEY LIGHTNING
http://basketball.usbasket.com/team/USA/New_Jersey_Lightn
ing/13282?p=team=13282
san marcos
http://sanmarcosbasketball.webs.com/
また、当時の様子は本人のブログでも確認できます。
http://blog.goo.ne.jp/yuta_kuri/
<参考>
栗原選手の動画
http://www.youtube.com/watch?v=Dw5gLtWeQ_E
http://www.youtube.com/watch?v=SJJLoKXSL7Y
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栗原祐太
1981年8月27日
東京都出身。千葉日大第一高等学校を経て早稲田大学に進学。卒業後は米国独立リーグのEBA、USBLの数
チームを渡り歩き優勝も経験。その後、南米ペルーリーグのSan Marcos に移籍し、2011-2012シーズンよ
りbjリーグ高松ファイブアローズに所属。昨年より東京サンレーヴスに移籍し、副キャプテンを務める。