高松ファイブアローズ 岸本行央選手
【高松ファイブアローズ 岸本行央選手】
高松ファイブアローズの選手紹介。第3弾は岸本行央選手です。
(写真中央 13番が岸本選手)
明治大学4年次、2011年インカレの2回戦では東海大学と延長戦を演じ、ブザービーターで
敗れるなどもあったが、主力として活躍。延長戦でもビックプレイを連発し、熱戦を演じ
る立役者の一人となった。
(備考) インカレ試合記録
(http://jubf.jp/games/gamesbox.php?year=2011&ac=9&gc=45)
大学卒業後は琉球ゴールデンキングスで練習生として過ごし、ドラフト指名
により高松ファイブアローズに入団。
2012~13年シーズンは42試合に出場し、平均出場時間10分のスタッツで活躍。
今期も、セカンドガードとして大事な役割を担っていたが、2/9の試合を最後
にヘルニアの治療で戦線離脱。
2/21に手術も完了し、現在はリハビリ中。リーグ終盤戦へ向けて復帰が待た
れる選手です。
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◇バスケットが盛んだと言われる沖縄県のご出身ですが、バスケットボールと
の出会いについて
兄二人がしていたから自然と体育館に足を運ぶようになりました。あと沖縄で
は家の近くの公園等に普通にバスケットリングがあったのでバスケットが身近
にある環境だったのも大きいと思います。
◇背番号「13」について。中学校時代の恩師の教えを大事にしている事もあ
り、中学時代に最初に付けた13番を着用されているという報道記事もありま
した。中学時代の経験や、その時に学ばれた事について。
中学の時の外部コーチの現NKSバスケットボールショップ代表の桑畑さんと
の出会いでかなり変わりました。
練習量もですが仲間との絆や、何事も逃げ出さずやり遂げることの大切さな
どたくさんのことを学びました。
<参考>
掲載記事
http://kuwahata.wix.com/rising-sunbasketball#!untitled/cbfc
アスリートエール
http://www.athleteyell.jp/kishimoto_yukio/profile.html
◇岸本選手のご卒業された明治大学時代について。東海大学と延長戦にもつれこ
む大熱戦で多くの観衆を魅了しつつ敗退されました。2013年のインカレでも明治
大学は準優勝に輝き、ますます注目を集めています。明治大学バスケ部は、ど
のようなバスケ部でしょうか?また、大学時代に培った事柄で、現在、一番役
に立っている事について。
明治大学は外からみた感じと実際入学してから体験したことは全く別物でした。
大学生活で成長できた部分はやっぱりバスケットIQだと思います。HCの塚本さん
はバスケットのことなら知らないことがないくらい勉強熱心ですし、いろいろな
ことを教えてくれました。
同じガード出身なので、周りの使い方から試合に出てない時に見るべきところな
ど、本当に細かいところまで襲われたと思います。明治大学はしっかりとした規
律もあるし、一人一人が責任を持って練習に取り組まなければ出来るまで何時間
でもやります。
他の大学の話を聞いてると明治は厳しすぎると思ってしまったときもありますが、
卒業して思うのは、本当に四年間しっかり明治大学でバスケットが出来て良かった
と思っています。今後のバスケット、そして社会に出てからも絶対に役に立つと
自信を持って言えます。
◇明治大学の卒業生は関東実業団リーグなどで活躍する選手も数多くいらっしゃり
ます。そのような中、岸本選手がプロリーグの選手として、より高いレベルの追及
を選んだ理由について。また、実際にプロ選手になっての、手応え、やりがいにつ
いて。
また、これまでのプロキャリアを重ねる中で印象に残っている試合について。
地元沖縄の琉球ゴールデンキングスに強い憧れがあったからです。バスケットしか
してこなかったというくらいバスケットを通していろんなことを学びました。その
中で一つ、お世話になった人に頑張ってる姿を見せたいという気持ちが強くあり、
もしチャンスがあるならプロになりたいと思っていました。
挑戦しないで諦めることは出来なかったので就活をせずにトライアウトを受けよう
と決めました。
自分のプレーを見て喜んでくれるファンの方がいることや、練習した成果やコーチ
の期待に応えることが出来たと感じたときが一番やりがいを感じます。
心に残ってる試合はプロデビュー戦の大阪エヴァッサ戦です。恩師の桑畑さんがと
ても楽しみにしてた開幕戦でもあり、その目の前で活躍して2連勝できた試合を見
せれたことです。
◇2年目の今シーズン、一年目と同様に10分近くの出場時間をコンスタントに獲得し
、起用されています。岸本選手の武器・長所はどちらでしょうか?また、今期のこ
れまでの手応えと、残りシーズンの抱負について。
自分はチームの流れを変えたり仲間を生かすことが自分が一番生きるプレだと思って
います。しかし、今シーズンからの目標は自分でもコンスタントに点が取れるガード
を目指しています。決めるべきところで決めれる選手になりたいです。
正直に全然満足はしていません。もっと練習から結果を出し、アピールしてプレータ
イムを勝ち取らないといけないと思っています。
◇岸本選手、ありがとうございました。
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現在、チームは西地区8位。4連勝、3連勝が続いた年末年始には上に名を連ねました
が、その後の8連敗もあり、順位を下げています。プレイオフ圏内の6位には2ゲーム
差。今週末はアウェーで島根スサノオマジックと対戦です。
また、前述のとおり、ヘルニア手術からの復帰を目指してリハビリ中の岸本選手に
も、是非、ご注目下さい!
© FUKE STUDIO
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岸本行央(キシモトユキオ)
183センチ・75kg
1989年8月20日生まれ
沖縄県出身
浦添市立浦西中~香南高校~明治大学を経て、高松ファイブアローズに入団。キレのあ
る動きを生かし、ローテーションメンバーの一人として安定したスタッツを残している。