「考えるバスケット」 中川直之氏によるクリニックレポート1

 
考えるバスケット
中川直之氏によるクリニック
 
 
 
 
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2014年12月13日(土)埼玉県某所にて中川直之氏によるクリニックを
実施しました。この日の催しを皮切りに、現在(2015年1月下旬)まで、
関東近郊で約10か所近くクリニックを開催しておりますが、記念すべき
第1回は「私がPGとして描いてきたバスケットの理想について」という
テーマで、主に社会人選手を対象として講義と実技を交え、約3時間近い
クリニックとなりました。
 
大学卒業後、実業団というカテゴリーで社業とバスケットに取り組む中、
中川氏は学生時代とは違う環境に戸惑う中で、それでも実業団選手権で
の優勝、全日本総合選手権での上位進出をめざし、自らへの問いを深め、
感性と知性を研ぎ澄ませ、バスケットボールに向き合って来たようです。
 
その中で、チームとしての練習時間が少ない中で、効率よく選手間の連
動性を育む為の考え方や、ゲームコントロールの質について考えを巡ら
せます。
 
御本人の言葉を借りれば、現象の分析、仮説の立証、実行、検証という
サイクルを繰り返す中で、現在の「考えるバスケット」の土台が構築
されていったようです。
 
九州電力バスケ部は、全日本総合選手権で2年連続ベスト16に進出と言う
実績を残されましたが、バスケットについて深く考えれば考えるほど、
ゲームメイクにも幅が拡がり、結果と言う分かりやすい形でも跳ね返って
きた事、具体的に、どのように日々のサイクルの中でバスケットボールに
アプローチされていったのかが、壁いっぱいに貼られた模造紙の上で言語
化、イラスト化され、参加者の方々に伝えられました。
 
 
連携とは?
 
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例えば、味方同士が「連携」しあって「協力」する事とは、どのような状
態を言うのか?または、それを阻害している原因と、それを解除する為に
必要な共通認識は何か。さらには、どのように共通認識を組み立てるべ
きなのか?
 
一つ一つのテーマに対し、通り一遍ではなく、深く、分かりやすく、そして
実際のドリルで体感できる構成になっています。
 
 
その日、クリニックに参加した10代から30代のバスケットボール競技者、東
京・埼玉・千葉・茨城のコーチにとっても、中川氏の濃密な経験から導き出
された独自の視点からの講義や、次々と実施される実技ドリルも非常に新鮮
な内容が多く、知的好奇心を刺激され、ワクワクした表情を浮かべている姿
が印象的でした。
 
中川氏自身、この「考えるバスケット」の活動を本格的に実施しようと決断
をした背景には、夢や希望に敗れ、自信を喪失し、挫けている人に対して、
バスケットボールをさらに深く、新しい視点で考える事で、一人一人の可能
性を引き出し、バスケットボールを楽しんで頂けるように勇気づける
事が活動をしていく中での使命であるとおっしゃられておりました。
 
 
現在、UPSETと中川直之氏とでは、「考えるバスケットボール」を全国津々
浦々、一人でも多くの人に知って頂き、新しい視点を体感して頂きたいと
いう考えを持っています。
 
2015年2月には、京都府でもクリニックの開催を予定しています。
 
それ以外にも、福井、沖縄、神奈川県川崎市でも候補地と準備を進めてい
ます。詳しく決定しましたらご案内します。是非、ご利用ください。
 
 
ご興味のある方は、是非、弊社担当までお問い合わせ下さい。
 
株式会社アップセット
担当 片岡
kataoka@upset-emg.com
07050249827
 
 
 
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