坂井 耀平選手 TTC 2016 Supported by UPSET

【TTC 2016 Supported by UPSET】
 
TTC 2016 Supported by UPSET参加選手のキャリア紹介
坂井 耀平(TKbj仙台)※15-16年シーズン
1991年生まれ。167cm/64kg
東京都江戸川区出身
 
※TTC終了後、香川ファイブアローズと契約締結
 
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■専修大学バスケ部入部ならず、クラブチーム「エクセレンス」で腕を磨く
 
 
専修大学附属高校より専修大学に進み、体育会バスケットボール部で挑戦しようと試みる
も入部トライアウトに合格できずに断念。本気で競技を続ける為、東京都の強豪クラブチーム
であるエクセレンスへ入団。
 
入団当初はプレータイムにも恵まれなかったものの、JBLを経験していた宮田、齋藤、石田選
手ら国内でも屈指のキャリアを持つ実績豊富な選手と共に練習を重ねる(プロチームである東
京エクセレンス発足後、上記3選手はNBDLへ)中で、貪欲に競技に取り組み、頭角を現す。翌
シーズン、チームの中でも主力の一人として活躍するようになり、全国クラブ選手権で3位入賞
を果たす。
 
▼プロになるため、新潟へ
 
プロ選手になるという夢を実現にするため、悩んだ末に、新潟アルビレックスBBの提携機関であ
るアップルスポーツカレッジへ入学。バスケットボール専攻科での練習、ウェイトトレーニングを重
ねる中、1シーズン目にトライアウトを経て、新潟アルビレックスBBの練習生契約を締結。
 
練習生として必死で過ごす毎回の練習、バスケットボール専攻科での活動、新潟県成年国体チーム
でさらに実力をつけ、練習生契約からプロ契約へと関係者からも高い評価を獲得し始めた矢先、20
13年6月30日、右膝前十字靭帯断裂、外側半月板、内側側副靭帯損傷の大怪我に見舞われ、この
シーズンは手術のためのリハビリと、同年9月11日に、前十字靭帯の再建、半月板の部分削除のオ
ペをした術後のリハビリに費やすこととなる。
 
 
▼大怪我からの復帰、プロ契約。新潟を経て、仙台へ
 
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その後、新潟で迎えた3シーズン目、リハビリから復帰して挑戦したトライアウトで練習生契約を締結
し、10月に晴れてトップ契約を果たす。不退転の覚悟で飛び込んだ環境の中、紆余曲折の末、結果
を出した。新潟アルビレックスBBでは、14-15シーズン全体で32分の出場、9得点と出場機会を得ら
れずにいたが、チャンスを掴むために、フィジカルレベル、技術、巧さ、シュート力を磨き、向上心を
持って取り組み続けた。
 
プロ選手して活躍の場をつかみ取るために合同トライアウトを受験し、仙台89ersと契約。TKbjリーグ
優勝を狙う同チームの中で、15-16年シーズンでは315分の出場、91得点、22アシストを記録し、存在
感を示した。特に、11/14から12/4迄の期間、岩手、埼玉、横浜、広島戦では8試合連続でスタメンを務
めあげ、途中の3連勝を含む、6勝2敗となる勝ち星に大きく貢献した。
 
▼オフシーズンならでは、プロと学生選手の対峙
 
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プロになる為に訪れ、努力の末にプロの舞台にたどり着いた新潟アルビレックスBB退団時には球団代表
より「物怖じしない精神的たくましさがあり、チームに貢献しようと常に向上心をもって取り組んで下さいま
した。」というコメントが語られた坂井選手。
 
その言葉通り、TTC supporte by UPSETでも、プレスディフェンスなどでプロ選手に挑みかかる玉川大学
の選手に対し、プロの舞台で築き上げたフィジカルコンタクトの強さやスピードで華麗にいなす姿が印象的だ
った。
 
 大学体育会への入部が敵わず、自ら様々な環境を探し、飛び込み、プロの舞台までたどり着いた坂井選
手のフィジカル、スキルを、向上心に溢れる学生選手が体感し、自分の足りない部分、選手によっては手ごた
えを得る。感触は、そこから考える手ごたえ、それをどのように活用するのかは人それぞれであるが、TTCが
思い描いた風景の1つがコート上で存在していた。
 
 
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写真提供: Area51 / TTC 2016 supported by UPSET運営事務局
 
(文責:株式会社アップセット 片岡)

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