バスケの勉強会レポート(宮城県気仙沼市)開催協力:UPSET
【バスケの勉強会(宮城県気仙沼市) 開催協力:UPSET】
宮城県気仙沼市のバスケットボール教会で、同市周辺で活動するコーチ同士のコミニティ創出
や、コーチング技能の向上を目的として開催されている「バスケの勉強会」について、引き続き、
弊社では運営事務局(ディレクター袖野洸良氏)、ゴールドスタンダード・ラボ(弊社運営、記事
コンテンツ制作協力)と協力し合い、サポートを続けています。
10/15(土)は、主題を「ディフェンスに必要なコミュニケーション能力の育成」を主題として、様々
な映像、海外の文献、海外のコーチの取り組み、国内の優れたDEFを実施しているチームの取
り組み、国内リーグでの成功事例、失敗事例などの映像、また、リアルな競技現場からのフィード
バックとして、DEFを主眼としたチーム運営、戦術の組み立てをしている「宮城クラブ」での事例や
映像をベースに、参加者の方へ情報共有と共に、各コーチ同士による意見交換が実施されました。
第13回勉強会
ディフェンスに必要なコミュニケーション能力の育成
トピックス
・ディフェンスのコミュニケーションとは?その意義と、効果、なぜ必要か
・国内のトップコーチの提言や、問題提起の紹介
・DEFコミュニケーションの成功事例、失敗事例
(トランジションディフェンスでの映像を使った解説)
・国内のトップコーチらが提案している練習ドリルの紹介(実演動画:宮城クラブ)
・NCAA、NBAなどの練習動画、エピソードの紹介
・各種文献などの紹介
・袖野講師の総括。参加者同士でのディスカッション
今回、岩手県一関市より(気仙沼までは、車で90分ほど)、SNSなどを通じて勉強会の存在を知って
参加された女性コーチもおり、大変満足して、次回以降も参加するとおっしゃってくださったようです。
元々、気仙沼市でバスケットボール勉強会が発足したのは、震災後、地域の復興活動としてスポーツ、
特にバスケットボール活動に取り組む大人が増えた事が背景として存在します。地域振興に取り組む
方々が、もっと本格的にバスケットボールの指導をしようと思うと、元々の競技経験が少なかったり、長
いブランクがあったりするため、最新のバスケットボール事情を掴みにくいという問題がありました。
そこの問題点を解消することで、さらにバスケットボールを楽しめる環境づくりをするため、競技経験、指
導経験共に豊富な袖野さんが、近隣のコーチの方々の熱意に応え、完全私設プロジェクトとして1年間
の活動期間を経て、現在、気仙沼市バスケットボール協会の取り組みとして実施されています。
バスケの勉強会 ディレクター袖野洸良氏の見解
※着用ウェア フルオーダー昇華ポロシャツ
——今回の勉強会のテーマ選定について
様々なカテゴリの試合や練習を見ていますが、声が出ていないチームがほとんど。カテゴリが下がれ下が
るほど声が出ません。たぶん声の出し方やどんな声を出したらいいのかがわからないのと、恥ずかしさもあ
ると思います。
あと個人的にアップとかで高校生が「ソーイ」と声出ししているチームが結構ありますが、いざ、試合になる
とディフェンスで十分なコミュニケーションを取れていないように見受けられ、長年の疑問でもありました。
そのような背景より、必要な声はなんなのか、どのような声をいつ出していけばいいのか、少しでもヒントを
与えられればと思い設定しました。
(自身がコーチ兼選手を務め、今年度より活動を本格再開をした)
あと気仙沼クラブもディフェンスを主体としたチームにしたかったので、ディフェンスの練習法はもちろん、コ
ミュニケーション力の高め方を僕自身が勉強したかった事もあり、本テーマに設定することで、様々な意見交
換を行い、自分自身もさらに深く考え、勉強会のコンテンツ制作を2か月ほどのスパンで進めてきました」
—今回の勉強会を通じて、効果や変化を感じれたことは?
まず、気仙沼クラブでフェニックスや4対4のシェルディフェンスにチャレンジしたところ、ディフェンスの意識が
かなり変わりました。足を動かす努力をするようになったことと、声を出してコミュニケーションをとることが多く
なりました。いい変化です。
あとは、外部(車で90分の一関市から)からの参加者が出てきたというところ。今まではどうしても気仙沼協会
員が中心でしたが、もっと外部へ様々な情報を発信したり、意見交換したりする場にしたいと思っていたので、
一歩前進したのではと思います。
■マンツーマンディフェンスの基礎講座、ディフェンスリバウンドとテーマは続く
第12回活動では、ゾーンディフェンスの禁止に伴って、ますます重要視されるマンツーマンディフェンスの考え
方、基本的な指導方法、13回活動では、ディフェンスリバウンドの基礎理論と、バスケ界で推奨されているリ
バウンドドリルの紹介などが実施される予定です。
詳しくは、気仙沼市バスケットボール協会のHPをご参照ください。講義中心の勉強会の際は、気仙沼市にある
喫茶店「アンカーポート」での開催される際は、参加費はワンドリンク+200円と、非常にリーズナブルな価格設
定となっています。
<参考>
制作事例 気仙沼バスケットボールクラブ
バスケットボールの勉強会
気仙沼市バスケットボール協会
おはようございます!!
昨日は午前中が練習試合、夜は練習というハードなスケジュールでした。
気仙沼クラブ 63-54 気仙沼高校練習はディフェンスをテーマにファンダメンタルやチームディフェンスに取り組んでいます。
Play Hard!! pic.twitter.com/MNAiCWk4vo
— 気仙沼バスケットボールクラブ (@kesennuma_club) 2016年10月30日
【バスケの勉強会終了!】
第13回バスケの勉強会が終了しました。今日は7名の方に参加していただきました。ありがとうございます。
ディフェンスコミュニケーションに関して、みなさんとお話することができました。
次回の勉強会もお楽しみに!! pic.twitter.com/HtmlX3P7DO
— 気仙沼市バスケットボール協会 (@TeamKesennuma) 2016年10月15日
【第15回バスケの勉強会】
第15回バスケの勉強会の日程が決まりました。
12月23日(金)9:30~11:00
@アンカーコーヒー・マザーポート店テーマ
「リバウンドを論理的に考える
~ニュートラルボールをつかみ取るために~」みんなで楽しくバスケを勉強しましょう♪ pic.twitter.com/VCw9DuwSFD
— 気仙沼市バスケットボール協会 (@TeamKesennuma) 2016年11月12日