【普及活動】2/25(木)にEuro Basketball Academy Online Coaching Clinic『The Art of shooting』を開催いたしました。
2月25日(木)に、ZOOMを利用してEuro Basketball Academy Online Coaching Clinicを開催いたしました。今回の講義では、『The Art of shooting』をテーマとし、下記の項目を扱いました。
The Art of shooting
– principles for shooting skill development
– shooting programs for beginners and advanced players
– shooting tests for performance control
シュート指導の原理・原則
初級者、及び、熟練者にする為のシューティングプログラムについて
パフォーマンスを維持・管理する為のシューティングテストについて
また、スペシャルゲストとして、NBAやチェコ代表チームで長年に渡って活躍をされたJiri Welsch氏も参加。トーステン氏、及び参加されたコーチからシュートに関する質疑応答に応じてくださりました。
1、Euro Basketball Academy Online Coaching Clinic 『The Art of shooting』
◇講義の全体像
・シュート指導の重要性
・ロイブル氏が考える国際的なレベルで活躍した日本人シューター(折茂選手、富永選手)
・欧州リーグの選手、欧州出身でNCAAで活躍した名選手の紹介
・シュート指導のポインと
「アーチは高くしようね」というコーチングでは不十分。
『何を、どうやって、何処に着目し、どのような言葉でティーチングポイントを伝えているか』という方法論が
大切。ロイブル氏自身の指導活動を通じて手応えのある考えが紹介された。
・ノビツキーの話題など
・故コービー・ブライアント氏が『バランス』を重視して練習に励んでいたエピソードの紹介
バランスを保つ際の留意すべき事
・いかに「game like」な練習を作るか。一例の紹介。
・コーディネーショントレーニングとシュートについて。特にバランスについて
FIBAの動画より *時間指定
・Jiri Welsch氏とトーステン氏とのディスカッション
・参加コーチよりJiri Welsch氏への質疑応答
・トーステン氏への質疑応答
◇Jiri Welsch氏とトーステン氏とのディスカッション
The Artof shootingについて、Jiri Welsch氏とロイブルさんとの質疑応答の一部を記載します。
大切な事はマインドセット。私の役割は得点をする事なんだ。365日、その気持ちを持っていた。
Q1 ロイブル氏
「あなたはシューターとして素晴らしいキャリアを歩みました。何が、あなたを、そうたらしめましたと感じていますか??」
A1、
ありがとうございます。キャリアの中で、エースの時期もあれば、ロールプレイヤーの時期もありました。有難いことに、多くの場合、得点を求められてきました。1つはマインドセットです。 私の役割は、得点を取る事なんだ。シュートを決めるんだ、得点を取るぞ!という気持ちで365日を過ごしていました。
あとは、やはり練習をする事です。コービー・ブライアントは、365日、毎日、1000本インの練習をやっていたと聞きました。実際の所、それが本当に毎日なのか、シーズン中だけなのか、キャンプ中なのかは、定かではありません。
でも、コービーの情熱なら、それもあり得ますね。彼を見習い、私も毎日の練習を大切にしていました。
自分の体の動きにフォーカスする事。何万回と練習してきた感覚を信じる
Q2 ロイブル氏
「試合中にシュートの調子が悪い時に、どのようなことを考えて試合を戦っていましたか??」
A2、
自分の身体の動きにフォーカスする事です。シュートが入ったかどうかではなく、身体の動きにフォーカスしてきました。何万回と練習をし、シュート動作を習得しました。それを繰り返すだけなんだ、、という気持ちでプレーしていました。
育成世代のコーチにはファンダメンタルを大切にすると同時に、一人一人の個性を大切にして欲しいです。
Q3ロイブル氏
「育成世代の選手を指導するコーチに、特にシュート指導の件で伝えたい事は?」
A3
ファンダメンタルを大切にする事と同時に、選手一人一人の感覚や個性を大切にしていただきたいと思います。私が尊敬するシューターの1人に、Peja stojakovicという選手がいました。彼は、独特なボールの持ち方とシュートリリース方法の持ち主なんですが、本当に素晴らしいシューターでした。一人一人の個性を大切にすることの重要性を彼から学びました
Q4
参加者からの質疑
・ICUバスケ部/都立高校外部コーチ 武藤さん
「チーム、リーグ、HC、バスケの戦術スタイルが変わる中、どのように環境や状況に適応してきたか?」
プロフェッショナルとしてのマインドに関係する話だと感じました。「自分自身がプロ選手としてどうありたいか」とも言い換えられます。プロ選手としてバスケをする以上は、外的環境の変化に適応しなければなりません。シンプルに、生き残るために必要な事です。
私自身、キャリアを通じて、色々な国・リーグ・チームで、様々なHCやチームメイトと共にプレーをしてきました。断言できるのは、チームの求める役割や責任を果たそうと全力を尽くしてきたということです。
プレイヤーには、2種類の選手がいると私は考えます。1つは、確固たる考えや意見を持ち、自分の考えにコーチやチームを合わせようとする選手です。もう一つは、チームやコーチの求める内容に自分自身を合わせていく考えです。私は後者のタイプでした。その為、HCやACと良くコミュニケーションを取り、考えを把握する事を大切にしてきました。色々なチームや国でプレーをする機会をいただけたのは、そういう所を徹底したことも影響しているかもしれません。
◇「コーチが学び続ける限り、日本のバスケットボール環境は絶対に良くなっていく」
本講習会は「コーチが学び続ける限り、日本のバスケットボールは、普及の面でも、強化の面でも絶対に良くなっていく」という事を活動理念としています。
2、開催協力の背景
下剋上を狙うパワフルな発想やアクションを支持
UPSETはブランド(会社名も含む)の通りに、下剋上を狙うパワフルな発想やアクションを支持しています。弊社で行っている様々な支援活動も上記理念にも基づいています。
”Shape your imagination. そのイマジネーションを形に・・・”
”Shape your imagination. そのイマジネーションを形に・・・”をスローガンとし、創業当時から現在まで、「定額でのフルオーダー昇華ウェア」を主力商品としています。大切にしているのは『お客様が自由自在に頭に描いたイメージをUPSETが形にする事』です。それを通じ、希望するウェアを想像するときの高揚感やワクワク感、そして、イメージが具現化される際の喜びを社会に作り続けたいと考えています。また、実際にウェアを着用するときの喜びや、ウェアを着用し続ける中での愛着などを大切にしている為、生地などの素材にもこだわっています。
Euro Basketball Academy Online Coaching Clinicの理念に賛同
Euro Basketball Academy Online Coaching Clinicは「Nothing beats Hardwork!」をスローガンに、「バスケットボールの指導に情熱を注ぐコーチへ良質な情報を届ける事」・「選手に質の高いコーチングを提供し、自分たちよりも強い相手に勝利しようとトライするコーチへのサポート」を理念にしています。同理念に賛同し、運営等のサポートをしています。
また、トーステン・ロイブル氏は「コーチが学び続ける限り、日本のバスケットボール環境は絶対に良くなっていく」という信念も持たれています。コロナ禍の中では、「COVID-19 might slow us down but can’t stop us!!(コロナウィルスは、我々の進化や歩みを停滞させるかもしれない。しかし、我々の熱意を止める事は出来ない」という想いを持ち、精力的なオンライン活動を実施しています。
株式会社アップセットとしても、”Shape your imagination. そのイマジネーションを形に・・・”というの理念に則り、引き続き、開催のサポートをしていきたいと考えています。
3、関連商品
Euro Basketball Academy コラボアイテム
①UPSETバックパック2.0 x Euro Basketball Academy Coaching Clinic
②UPSETバックパック x Euro Basketball Academy Coaching Clinic
商品詳細
https://shop.upset-emg.com/product-page/upset-backpack-eurobba/
③Euro Basketball Academy Coaching Clinicポロシャツ(UPSET製)